長年の使用や劣化により、シャッターの動きが悪くなることは珍しくありません!
特に車やバイクを保管している方にとって、毎日のシャッターの開閉が重かったり、動きが悪くスムーズでないことをストレスに感じている方も多いのではないでしょうか?
開閉の際に力が必要になったり、異音が発生したりすると、最悪の場合、シャッターが開閉できなくなることもあります。
本記事では、シャッターが重くなる原因とその改善方法について詳しく解説します。
シャッターが重い、動きが悪い原因
シャッターの動きが悪い原因として、下記大きく3つの原因が考えられます。
レールの潤滑油不足やサビの影響
シャッターのスムーズな動きを妨げる原因の一つは、レールの潤滑油不足やサビが発生することです。レールはシャッターがスライドする場所であり、レールの潤滑油不足やサビが発生すると、シャッターが重く、動きが悪くなります。
スプリングが劣化している
シャッターの重さや動きが悪くなることは、スプリングの劣化が原因となることが多いです。
スプリングはシャッターの開閉を支える重要な部品で、バネの力を利用してシャッターを持ち上げたり閉じたりします。しかし、スプリングも時間とともに劣化してしまいます。劣化したスプリングは、シャッターの快適な操作を妨げます。
そのため、スプリングの状態を定期的に点検し、必要に応じて交換することが非常に重要です。スプリングの劣化が早期に発見されれば、修理コストを抑えることができ、シャッターの正確な動作を維持することができます。
シャッターの変形
シャッターの動きが悪い場合、シャッター自体の変形が原因であることがあります。
長年の使用や天災、車でぶつけてしまって変形したなどの外部要因によって、シャッターが歪んだり変形したりすることがあります。
変形したシャッターは、正確な動作を妨げるためシャッターの動きが悪くなる原因となります。
これらの原因でシャッターが重くなったり、動きが悪くなっている可能性があります。しっかりと原因を特定し、対処することが重要です。
シャッターの動きを軽くする方法
シャッターが重いと感じるようになった場合は、そのまま放置するのは危険です。症状によっては簡単に改善が出来るケースもあります。
重いシャッターを改善するには、下記を行うことが必要です。
シリコンスプレー
シャッターの滑らかな動きを取り戻す一つの方法は、シリコンスプレーの使用です。
シリコンスプレーは、シャッターのレールやスライド部分に均等に塗布することで、摩擦を減少させ、滑りをよくします。シリコンスプレーは簡単に入手でき、簡単に塗布することができます。
シャッターのスプリング(ばね)の調整
スプリングの緩みがシャッターの重さに影響を与えている可能性がある場合、スプリングの巻き上げ調整が必要です。
しかし、スプリングの調整は専門的な作業であり、安易に個人で行うことは危険な作業となります。
シャッターの重さの原因がスプリングの場合は、専門業者に依頼することをお勧めします。
シャッター修理業者への依頼
シャッターが重く、動きが悪い場合には、プロのシャッター修理業者に依頼することも検討すべきです。簡易的な潤滑油やシリコンスプレーの使用をしても症状が改善されない場合や、スプリングの故障、シャッター自体が変形してしまっていると専門知識の無い個人では修理することはできないでしょう。
動きが悪いまま放置しておくと、修理が必要になった際に費用が高額になる場合もあるので、シャッターに少しでも不具合を感じた場合は専門業者の方に問い合わせしてみましょう。
手動シャッターから電動シャッターへ交換
毎日のシャッターの開閉は特に年齢を重ねるとますます大変に感じることがあります。
また、車から毎回降りてシャッターを開閉するのも手間がかかるでしょう。
このような場合、手動シャッターから電動シャッターへの交換を検討することも選択肢の一つと言えるでしょう。
電動シャッターはボタンやリモコン、近年だとスマホアプリなどで簡単に開閉することができます。これにより、毎回車から降りたり、手動での開閉作業に費やす労力や時間を節約できます。
電動シャッターへの交換方法には、既存の手動シャッターを完全に取り外して電動シャッターに置き換える方法と、既存の手動シャッターを電動化する方法の2つがあります。どちらの方法を選ぶかは、予算や既存のシャッターの状態によってことなってくるでしょう!
近年手動シャッターの電動化が人気となっております、理由としてシャッターをまるっと交換するよりも既存シャッターを電動化する場合の方が予算がおさえられます!
シャッターの製品によっては、電動化ができないものもありますので現在の手動シャッターが電動化することが可能なのかは専門業者に相談してみましょう。
シャッターの経年劣化を防ぐ方法
シャッターの経年劣化を防ぎスムーズな動作を保つためには、定期的なメンテナンスが必要と言えます。
定期的なメンテナンスをすることで、シャッターの動作を維持し経年劣化を防ぐことが出来ます。自分でも簡単にできるメンテナンス方法についてご紹介します。
毎日大切に使用する(強い勢いでしめない)
シャッターの正確でスムーズな動作を維持するために、毎日の使用時には力を入れて強く閉めるのは避けましょう。無理に閉めることでシャッターに負担がかかり、動きが悪くなる可能性があります。ゆっくりと優しく開閉することで、シャッターの寿命を延ばしましょう。
定期的にシャッターの清掃・潤滑剤やスプレー等の塗布をする
シャッターの清掃と潤滑油等のスプレー塗布は、定期的におこなう必要があります。埃や汚れがたまるとシャッターの動きに摩擦が生じ、スムーズな操作が妨げられます。
年に1.2回は水洗いを行う
シャッターは外部環境にさらされるため、年に1〜2回の水洗いが推奨されます。水洗いにより、汚れや塗装の劣化を防ぎ、シャッターの外観と機能を維持することができます。
定期的にメンテナンスを行うことで、スムーズな開閉を維持しましょう。
まとめ
シャッターの動きが悪くなると、開閉の際に力が必要になり、異音が発生することがあります。最悪の場合、シャッターが開閉できなくなるかもしれません。
しかし、安心してください。
シャッターが重くなった場合、原因を特定し、適切な対策を取ることで改善することができます。
さらに、シャッターは定期的なメンテナンスを行うことで、動きを悪化させにくくなります。
レール等の汚れやサビを定期的に除去し、潤滑剤を塗布することで、シャッターの経年劣化を防ぐことができます。
この記事を参考に、シャッターのトラブルに対処しましょう。
シャッターの動きが改善されれば、日常生活がより便利で安心できるものになるでしょう。
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SIRI株式会社は、宝塚市を拠点にし、大阪府や兵庫県などの近畿圏内でシャッター工事に対応しています。当社はシャッター工事の専門店として、シャッターの修理から交換まで幅広く対応しており、多くのメーカーのシャッターに対応しています。
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